• ホーム
  • ヘルペスの感染経路に関する知識を持つことの重要性を知りましょう

ヘルペスの感染経路に関する知識を持つことの重要性を知りましょう

白い錠剤と葉

単純ヘルペスの中でも、1型に分類される口唇ヘルペスと2型の性器ヘルペスでは感染経路が異なります。1型の場合は感染経路が非常に広く、注意をしてもいつのまにか感染していることも珍しくありません。そのため、日常生活の中でヘルペスの感染を防ぐことは非常に難しいと判断できます。

実際に、ヘルペスは感染力がとても強く相手が菌を保有している場合には通常の生活の中から簡単に感染してしまいます。典型的なのが、家族間での食器やタオルの流用です。家族の中で保菌者が存在するケースでは、その人が利用した食器やタオルを他の人が使うことによって、そこから容易に感染してしまいます。

また、口唇ヘルペスが生じた部分を接触することでも感染します。この場合で特に注意が必要なのが、角膜ヘルペスです。ウィルスに接触した状態で角膜に触れると、そこにウィルスが影響を与えてトラブルを引き起こします。場合によっては、著しい視力低下をもたらすため安易に患部に触れないようにすることです。しかも、感染した本人はその事実に気づくことができないケースが大半です。健康状態で感染した場合、ウィルスは体内で生息しているだけの存在であるため身体的に影響を与えません。ですから、意識的に口唇ヘルペスの1型を防ぐことはかなり難しい現状です。予防接種によって感染経路を医学的に防ぐこともできないので、本人が免疫力を向上させて感染しても問題ないように努力をしておく他ありません。

反対に、2型の性器ヘルペスの感染経路は性行為による粘膜感染が大半です。近年は、特にオーラルセックスなどの影響によって2型の感染拡大の懸念が増大しています。2型が大きなトラブルに発展するのは、1型と比較して強烈な痛みや不快感が伴うからです。特に、女性への悪影響は甚大ですぐに治療を進めなくてはいけません。

女性が2型を患うと、陰部や性器周辺に有害となるため日常生活に支障が生じるレベルで苦痛を伴うことになります。排尿困難はもちろん、痛みがひどくなると歩行困難を伴うことになりますので、放置していても問題解決を図れません。感染経路は性行為による粘膜感染と限定的ですが、症状が重いのは2型の方なので対策は不可欠です。共通しているのは、どちらにしても1度感染すると一生感染し続けることになる点です。未然に防ぐことも大切ですが、どういう形で生涯にわたって付き合い続けていくのかを考えることも非常に重要です。